弊社が制作に使っているCMS&ブログサービスのアップデート事情を確認してみた

こんにちは&こんばんは!「CMSはまるで便利機能の宝石箱や〜」ということで、日々CMSでのホームページ制作をしているPOSSWEBです。

さて、前回は「CMSのアップデートってこんなに大事なことをやっているんだよ」というブログを書きました。まだお読み出ない方は、ぜひご覧くださいね。

そこで現在、POSSWEBが制作時にオススメツールとして使用しているCMSやブログサービスは、いったいどんな感じのアップデートを行っているのか、今日現時点での状況を確認してみました。

ぜひ、CMS選びの参考にしてみてください。

WordPress(WordPress)のアップデート近況

WordPressは、言わずと知れた世界でナンバーワンの人気を誇るCMSで、圧倒的なシェアを誇ります。

ユーザーの多さからWordPressには様々なニーズが生まれ、CMSの中においてもアップデートの勢いが激しいツールであるのが特徴です。とにかく勢いがあり、進化めざましく留まることを知らないCMSです。

WordPressのアップデートでは、新機能の追加やバグ、セキュリティ上の問題の修正が行われています。 これらの変更は新しいバージョンとして頻繁に公開され、WordPressサイトを運営する際には、最新のバージョンへの移行することがオススメされています。
WordPressのアップデートには、大きな変更を伴うメジャーアップデートと小規模なマイナーアップデートの他、拡張機能として後付けしたプラグインのアップデートも行われます。

WordPressは、つい先日もバージョン6.3へのメジャーアップデートが行われたばかりです。どんなアップデートが行われたかは、すべてオープンにされていますので、詳しい情報はWordPress 6.3 リリースノートをご覧ください。
2023.08.11現在

ジンドゥー(JIMDO / Jimdo)のアップデート近況

ジンドゥー(JIMDO)は、当初は直感的な簡易操作だけでホームページを作成できるよう開発されたCMSサービスです。開発元はドイツで、日本ではKDDIウェブコミュニケーションズがサービス提供しています。世界でのシェアはあまり高くありませんが、日本では比較的人気のツールです。

ジンドゥーの機能アップデートは、数年前からほとんど行われていません。とはいえ、数回のアップデートはありましたが、その内容もダッシュボード(管理画面の入り口画面)の仕様が多少変わったり、ロゴ変更のようなことに留まっています。
新機能の発表や操作性のアップデートはほぼ無く、言い方を変えれば、形を変えずに「安定期モード」のままメンテナンスだけが行われているような状態です。

こうしたサービスの性質は、WordPressとは真逆のようでもあります。実際に基本操作は、若干の登録の流れ変更や機能の廃止があったものの、筆者が書籍を書いた2017年時点の操作法とほとんど同じままです。
このことを不満に感じるか、良いことと感じるかはユーザー次第でもあり、「新しい機能はいらないので、今のままの使いたい」という人には、学習コストを最小限で抑えることができるので、むしろ向いていると言えます。

最近、ジンドゥージャパンの公式ホームページがリニューアルされました。
ジンドゥーには、簡易操作で見たまま編集できるジンドゥークリエイターと、質問に答えるとある程度の形を作ってくれるところから始められるAIビルダーの2種類がありますが、どちらもここ数年、目立った機能追加はされていません。

アメブロ(Ameba Blog)のアップデート近況

アメブロは、サイバーエージェント社が提供するブログサービスです。一時は数あるブログサービスの中でも、圧倒的なアクティブ率を占めていましたが、ここ最近は他サービスにジリジリ押される感じで、その勢いは年々、右肩下がりになってきています。

アメブロのアップデートは、以前からユーザーに知らされることと秘密裏に行われることがありました。ここ最近では、ユーザーがカスタマイズできる仕様を最小限に抑えるような流れが主流になっていて、以前にも増して外部プラグインの導入は困難になっています。

近々、ブログ設定・管理画面のリニューアルが行われるとのアナウンスがありました。サイバーエージェント社は積極的なAI研究・開発・活用を進めているので、やがてアメブロにも機能として導入されることを期待します。

Ownd(アメーバオウンド)のアップデート近況

Owndは、アメブロと同じくサイバーエージェント社が提供するホームページサービスです。アメブロと同じアメーバIDで運用することができます。

アメブロよりは多少、固定ページらしいページが作れる機能を持っていますが、実質的には、ほとんどブログを中心に展開するためのホームページのような作りとなっています。
そのため「アメブロと使い分ける意味がない」という声も多く聞かれるCMSです。

アップデートについては、実はサービス開始直後は多少されていたものの、すぐにほとんど行われなくなりました。それでも、現在までサービスが継続しているのは、ある意味「奇跡」にも思えます。

カスタマイズ性は、もともと多少のCSSを書き込める程度しかなく、標準機能の使い勝手としても特別良い評判を聞くことはありませんので、人を選ぶツールと言えるでしょう。

新機能なのどのアップデートは、かなり長い間されていない状態です。唯一、最近の情報を知る手段としては、年に数回だけ更新されるスタッフブログがあります。

STUDIO(スタジオ)のアップデート近況

STUDIO(スタジオ)は、ノーコードで(コード書かずに)ウェブサイトを作成できる日本生まれのサービスです。このプロダクトの良さを説明することは、とても言葉を選び難しいのですが、実際に使用すると「たしかにこれと同じツールは他にない」と思えるはずです。

CMSというよりは、Webデザイナーがデザインしたものが、その場で公開できるような、そんな感覚のデザインツールに近いものになります。そのためWebデザインの基礎がない人にとっては、操作の意味すら理解できず難しく感じるかもしれません。

STUDIOのアップデートも、とにかく勢いとスピード感があるものです。機能のアップデートもスピーディーに行われていますし、「これからSTUDIOを始めよう」というSTUDIO初心者に向けて、積極的にサポート動画を公開するなど、サービス全体のアップデートを常に考えているようなサービスです。

STUDIOも、今年春からAI技術の導入を推し進めています。
この先の未来の展開が、とても楽しみなサービスでもあります。

まとめ

いかがでしたか?

ここで書いたことは、あくまで今日現在の状況をもとにまとめたものです。そして、ここに挙げたのは、POSSWEBが使っているサービスなので、他にもたくさんのCMSやサービスがあります。
もっと知りたい方は、それぞれのサービスを検索してみてくださいね。

TVやネットニュースでも取り上げられている通り、今年は各サービスにおいてAIの導入がどんどん進んで行く「AI元年」ともいえる流れになっています。なのでここから先は、アップデートによって実用的にAIが導入されることも期待したいところです。それができたサービスは、きっと大いにシェアを伸ばすことでしょう。

とはいえ、過度な進化を望まない人も一定数いると思います。
ぜひ、自分にあった変化スピードのCMS・サービスを選んでくださいね。

POSSWEBでは、CMSを使ったオーダーメイド制作を提供しています。皆さんに合ったCMSをご提案しますので、プロフェッショナルなホームページが欲しい!という方はぜひご相談ください。お待ちしております。

お問い合わせまたは制作依頼はこちらから
お気軽にお問い合わせください

では、またー。