BASEで月額費用が発生するグロースプランはいったい売上いくらからスタンダードプランよりお得になるの?

こんにちは&こんばんは!北海道札幌市のホームページ制作会社 POSSWEBです。

前回、POSSWEBがBASEオフィシャルパートナーになりました!というニュースをお伝えいたしました。

今後は、BASEってどんなサービスなのかということについて、色々と情報共有して行こうと思っています。まずは、BASEでネットショップを運営する際にかかる料金について解説します。
それでは、まいりましょう!

BASEのプランは迷いの少ない2択で選べます

BASEは、基本的に無料でショップをオープンできるサービスです。つまり初期費用0円から始めることができます。月額も0円で運用できますが、それ以外にかかる費用として、売れた時にかかる決済手数料サービス利用料があります。決済手数料とサービス利用料は、売上げた金額に対するパーセンテージによって金額が算出されます。

さらに!BASEには、月額5,980円の固定費が発生するものの、BASE費用のパーセンテージを低く抑えることができる魅力的なプランも存在します。一定以上の売上金額によっては、こちらのプランが断然お得です!

つまりBASEで選べるプランには、月額固定費0円の無料プランと月額固定費5,980円がかかる有料プランの2種類があります。
自分のショップの売上規模に合わせて、どちらのプランが最適なのかを選ぶことができるので、迷いの少ない2択というのはとても良いですね。

スタンダードプラン

初期費用0円、月額費用0円で始められるプランです。
商品が売れた場合にだけ、決済手数料とサービス利用料が売上金額から自動で差し引かれます。

月額費用 決済手数料 サービス利用料
0円 3.6%+40円 3%

商品決済時にだけ決済手数料とサービス利用料の6.6%+40円が発生するので、言い方を変えるなら「売れるまで完全無料」でショップ運営ができます。小規模なショップサイト運用であったり、お試しでネットショップをやってみたいという方にオススメのプランと言えます。

グロースプラン

初期費用5,980円でがかかる固定費設定のプランです。
商品が売れた場合には、スタンダードプランよりもパーセンテージの低い2.9%の決済手数料が発生します。決済手数料は、スタンダードプランと同様に、商品決済時に売上金額から自動で差し引かれます。サービス利用料は0%なのと決済手数料の「+40円」も発生しないので、決済時の費用としては、スタンダードプランよりも3.7%+40円もお得です。

月額費用 決済手数料 サービス利用料
5,980円 2.9% 0%

月額固定費用は発生するものの、商品決済時に発生する決済手数料が2.9%だけで済むので、スタンダードプランの6.6%以上の手数料と比較すると、ある程度以上の売上が安定して立つショップなら、スタンダードプランよりもグロースプランの方が断然お得です。

グロースプランがスタンダードプランよりもお得になる売上ラインはおいくら万円からなのか?

BASEのグロースプランがスタンダードプランよりもお得になる売上のラインはいくら以上の売上からかというと、それは170,000円以上からと言われています。このことは、BASEの公式サイトでも公表されていますが、果たして本当にそうなのでしょうか?

検証してみました。

BASEのプランの手数料と差額一覧表

(10,000円〜300,000円まで)

売上金額
スタンダードプラン
6.6%+40円 ※1
グロースプラン
5,980円+2.9% ※1
差額※2
¥10,000 ¥700 ¥6,270 -¥5,570
¥20,000 ¥1,360 ¥6,560 -¥5,200
¥30,000 ¥2,020 ¥6,850 -¥4,830
¥40,000 ¥2,680 ¥7,140 -¥4,460
¥50,000 ¥3,340 ¥7,430 -¥4,090
¥60,000 ¥4,000 ¥7,720 -¥3,720
¥70,000 ¥4,660 ¥8,010 -¥3,350
¥80,000 ¥5,320 ¥8,300 -¥2,980
¥90,000 ¥5,980 ¥8,590 -¥2,610
¥100,000 ¥6,640 ¥8,880 -¥2,240
¥110,000 ¥7,300 ¥9,170 -¥1,870
¥120,000 ¥7,960 ¥9,460 -¥1,500
¥130,000 ¥8,620 ¥9,750 -¥1,130
¥140,000 ¥9,280 ¥10,040 -¥760
¥150,000 ¥9,940 ¥10,330 -¥390
¥160,000 ¥10,600 ¥10,620 -¥20
¥170,000 ¥11,260 ¥10,910 ¥350
¥180,000 ¥11,920 ¥11,200 ¥720
¥190,000 ¥12,580 ¥11,490 ¥1,090
¥200,000 ¥13,240 ¥11,780 ¥1,460
¥210,000 ¥13,900 ¥12,070 ¥1,830
¥220,000 ¥14,560 ¥12,360 ¥2,200
¥230,000 ¥15,220 ¥12,650 ¥2,570
¥240,000 ¥15,880 ¥12,940 ¥2,940
¥250,000 ¥16,540 ¥13,230 ¥3,310
¥260,000 ¥17,200 ¥13,520 ¥3,680
¥270,000 ¥17,860 ¥13,810 ¥4,050
¥280,000 ¥18,520 ¥14,100 ¥4,420
¥290,000 ¥19,180 ¥14,390 ¥4,790
¥300,000 ¥19,840 ¥14,680 ¥5,160

※1 決済手数料の%はAmazon Pay、Paypal以外の決済手段の場合です。(Amazon Pay、Paypalはシステム手数料相当額として決済手数料にプラス1%されます)
※2 差額は「スタンダードプラン ー グロースプラン」で算出しています。差額がマイナスになるということはスタンダードプランの方が安いということです。逆に差額がプラス金額になっているところからはグロースプランの方が安いという見方になります。

結果は、本当でした。

10,000円単位の売上金額で手数料を算定してみると、スタンダードプランがグロースプランよりも手数料が安くなるのは売上金額が160,000円までであることが分かります。その差もわずか20円なので微妙ではありますが、ここがギリギリのラインの目安としておくと良さそうです。

170,000円を超えたところからグロースプランの手数料の方が安くなり、売上金額が上がるほどその差はどんどん大きくなるのが分かります。

まとめ

今回ブログで取り上げたBASEの2つのプランの違いは、このブログで取り上げたように手数料の計算式の違いだけになります。

機能的にはどちらのプランであっても、ほぼすべての機能が利用できるので、どちらのプランを選ぶかの基準は、自分のショップの売上金額を目安に決めると良いということになりますね。これは判断しやすいです。

それとスタンダードプランとグロースプランは、いつでもお好きな時に切り替えができます。例えば、スタンダードプランからグロースプランに切り替えたい場合、管理画面から即時変更することができます。

ただし、グロースプランの方は1ヶ月単位の契約、もしくは1年ごとの契約になりますので、グロースプランからスタンダードプランに切り替える場合は、グロースプランの契約が終了する時点で切り替えることになります。この点は注意ですね。

いかがでしょうか。今回はBASEの、月額無料プランと月額有料プランの違いを比較してみました。

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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。では、またー。